京都・護王神社です。京都御苑の蛤御門の前にあります。
御祭神は流刑に処せられながらも皇統を守り、平安京の建都に貢献した和気清麻呂とその姉の和気広虫です。 清麻呂は銅像が、広虫は絵が境内にあります。
境内には狛猪をはじめ、いのししに因んだものが数多くあり、別名いのしし神社と呼ばれ親しまれています。 これは清麻呂が刺客に襲われたとき、突然現れた300頭ものいのししに救われたという伝説によるものです。
また、この時、腱を切られ立つことができないほど足が悪かった清麻呂がいのししの守護により再び歩けるようになるまで回復したという伝説から足腰の守護神としても信仰されています。
この清麻呂といのししの伝説を記した絵と、清麻呂の肖像と猪と境内が印刷された昔の十円紙幣が外壁に飾られています。
境内はそんなに広くないのですが、たくさんのいのししの他にもカリンの巨木や大きなさざれ石などがあり、参拝したあともゆっくり楽しめる神社です。
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